51% 五割一分

51% 五割一分

企画展「MAKI TEXTILE STUDIO ― インド・デラドゥーンより」
51%Tokyo 東京

2025.10.19/ NEWSEVENT
企画展「MAKI TEXTILE STUDIO ― インド・デラドゥーンより」
51%Tokyo 東京

企画展

MAKI TEXTILE STUDIO ― インド・デラドゥーンより

 

会期:2025年11月15日(土) - 17(月),  22日(土) - 24日(月祝) *計6日間

場所:51% Tokyo  [12:00-19:00]

   東京都渋谷区代々木5-67-2 前田ビル1F

   tel 03-5577-6293

   Instagram @51.tokyo

       *51% Tokyoは、通常ご来店予約制ですが、会期中はご予約不要です。

 

「手づくりだから良いのではなく、心地よく、美しいものを追い求めていくと、結果そうなったのです」。真木テキスタイルスタジオ主宰・真木千秋さんの言葉です。


スタジオでは、糸芭蕉、苧麻、インド藍など、繊維や植物染料になる素材を育て収穫し、野蚕のタッサーやエリ蚕、ムガ蚕をはじめ、ウールや麻、木綿など多様な天然素材とともに、糸を紡ぎ、染め、織りへとつなげています。布は時を重ねるほどにやわらかさと艶を増し、日常に静かな力強さをもたらします。


一昨年、私たちは北インド・デラドゥーンのGanga Maki Textile Studio (※設計Studio Mumbai) を訪ね、自然に囲まれた工房の佇まいを写真に収めました。今回の展示では、工房の写真もご紹介させて頂きます。一点もののタペストリーを中心に、クッション、ブランケット、ラグ等展示販売します。布そのものだけでなく、背景にある「布が生まれる場」にも触れていただければ幸いです。

真木千秋 | Chiaki Maki

[Instagram @chiakimaki  @gangamaki ]

真木テキスタイルスタジオ主宰。日本とアメリカでテキスタイルを学んだ後、世界各国の旅して染織のルーツを探る。1986年、インドのタッサーシルクに出会って惹かれ、デリーの工房の協力で織物づくりを開始。西表島の石垣昭子さんと共に芭蕉布や苧麻、沖縄の染料と合わせた織物も作る。1996年、真木テキスタイルスタジオ青山店をオープン、2006年青山店を閉店し、東京武蔵五日市市に竹林shopをオープン。2009年、インド北部のデラドンに真木テキスタイル直営の工房を設立。2017年にはインドの建築家スタジオ・ムンバイによる新工房が完成した。1年の半分以上、インドに滞在し制作活動を行っている。

真木テキスタイルスタジオ HP

企画展「MAKI TEXTILE STUDIO ― インド・デラドゥーンより」
51%Tokyo 東京
企画展「MAKI TEXTILE STUDIO ― インド・デラドゥーンより」
51%Tokyo 東京

51%Store Tokyo

東京・代々木公園の向かいにある51%Store Tokyoは、ピエール・ジャンヌレの家具コレクションを展示販売するショールームです。作家・林友子とハタノワタルの両氏によるアートワークや真木テキスタイルスタジオの作品も常設にてご紹介しています。「五割一分」の東京オフィスとしても機能しています。
〒151-0053 東京都渋谷区代々木5-67-2 前田ビル1F
Phone 03-5577-6293
不定期営業 *営業日は下記リンク先にてご確認ください。
Written by 51% Store
51% Storeは、富山と東京に実店舗を構えるライフスタイルショップ。家具や照明、カーテン、ラグ、アート、器など暮らしに関わるプロダクトを取り扱っています。流行に左右されないタイムレスで心踊るデザインを探し続けています。
Editing by 51%
ある陶芸家さんが言いました。「美しいか、否か?なんてのは、ほんの些細な違いだよ」「いつも51対49でせめぎ合ってるよ」「だから僕達創り手は、ほんの些細なその1%に魂を込めて、その1%に願いを託すんだ」いつもややこしいと言われる五割一分の名の由来は、その時のお話からいただいたものです。