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インテリアスタイリング
LIVING ROOM

2022.11.01/ COLUMN

一昔前までは、家族みんながリビングでテレビを鑑賞するスタイルが当たり前でしたが、近年はスマートデバイスの発達により、リビングでは家族と同じ場所と時間を共有しながらも、スマホで動画配信を観たり、読書や音楽などの趣味を楽しむなど、各々が自分の好きなことを楽しむという過ごし方が増えつつあります。リビングの家具を選ぶときは、家族が集まって一緒に団らんする場と、個人がプライベートを楽しむ場の両方のシチュエーションを考えておくと、家族みんなが過ごしやすくなります。

[1] ソファとラウンジチェア

ソファ前に、センターテーブルと一人掛けのラウンジチェアを配置した例です。テレビを見る機会は少ないとのことでしたので、テレビはソファの正面ではなく横側 (写真:絵画のある位置)に設置予定です。ソファとラウンジチェアの間にセンターテーブルを置くことでテーブルがリビングの中心となり、皆が向き合って会話を楽しむことができます。

ソファ正面には大きな窓があり、外には木々の緑が見えるため、もし他の家族がソファで寝ているなど距離を取りたいときは、ラウンジチェアとサイドテーブルを窓側へ移動して、窓際を第2のリビング空間としても使えるようにしています。

ラグを敷くと空間がゾーニングされてまとまります。ソファとラグは同色系でまとめながらも、ラグの方は素材感があるものを選んでいます。

[2] 3メートルのL字型ソファ

ソファは、ご家族3人がゆったりと過ごせるよう幅3メートルのL字型ソファを選びました。 このソファはサイドアームがないことで多様な座り方ができますし、奥行きがあるので広く使えます。ソファが大きいため、どこに座っても使えるようセンターテーブルではなくサイドテーブルを2ヶ所に置いています。家具の色合いは、サッシの黒など建築側の色配分を考慮して選定しました。

ソファの近くには、リビングで使う小物を収納するキャビネットを設置。キャビネットの上は小物や写真、アートを飾ったりなど住み手が室礼を楽しむ場所となっています。

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[3] オットマンの活用

通常オットマンはソファに座ったときに足を乗せるためのものですが、ヨーロッパなどでよく見られるスタイルとして、テーブル代わりにしたり、座ったりと多様な使い方が可能です。オットマンの上に足を投げ出しても行儀が悪くなりませんし、スペースがあれば便利なアイテムです。下の写真では、ラウンジチェアも置いて、家族それぞれが好きな場所で過ごせるようにしています。

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「住宅」はもとより暮らしに纏わる「家具」ということになると、洋服のように気軽に着替え、ワードローブを流行に合わせ入れ替えるというわけにはいきません。五割一分では、流行に左右されず、奇を衒わずオーソドックスで気品があるものを重要ととらえ、スタンダードでタイムレスなデザインに重点を置いています。他社で設計中の方や、マンションにお住まいの方も、お手持ちの家具のイメージと、将来の使い方を考慮しながらトータルでインテリア家具をご提案させて頂きます。

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