51% 五割一分

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企画展「MAD et LEN - Quiet Notes」51% Store 富山

2025.12.16/ EVENT
企画展「MAD et LEN - Quiet Notes」51% Store 富山

企画展

「 MAD et LEN - Quiet Notes 」

 

会期:2026年1月10日(土) - 2月8日(日)

会場:51% Store [11:00~19:00]

   富山県富山市磯部町3-8-6

   tel 076-491-5151

   Instagram @51.store

WE BELIEVE THAT PERFUME TRANSCENDS OUR EMOTIONS,WHICH IS WHY WE NEED TO CAREFULLY CHOOSE THE RIGHT PATHS.
“私たちは、香りが私たちの感情を超越すると信じており、そのために正しい道を慎重に選ぶ必要があると考えています”


MAD et LEN が掲げる18のマニフェストのひとつには、こう宣言されています。
彼らは天然成分のみを使用し、できる限り少ない素材で調合することを大切にしています。原材料そのものを生かし、わずかな成分でレシピを構成する姿勢は、ブランドが追求する“シンプルさ”の表れです。


香りは、空間や人の“気配”までも静かに変えていく──。

その力は、暮らしを整えるうえで欠かせない要素だと、MAD et LEN は教えてくれます。今回の展示では、空間を香りで整える Pot Pourri(ポプリ)を中心に、ご紹介いたします。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

マドエレン| MAD ET LEN


MAD ET LEN は、南仏の人里離れた村、サン=ジュリアン=デュ=ヴェルドンにひっそりと佇むフレグランスブランド。

この静けさに満ちた土地で、調香、キャンドルの注ぎ、ボトルの充填など、香りに関わる多くの工程を自らのアトリエで行っています。ブランドを象徴する黒い鉄器の容器は、MAD ET LEN がモロッコの工房で、鍛冶職人の手によってひとつずつ成形されています。

ブランド名は、マルセル・プルースト『失われた時を求めて』の“マドレーヌ”の場面に由来します。

紅茶に浸したマドレーヌを口にした瞬間、過去の記憶がよみがえる──

この「プルースト効果」と呼ばれるエピソードは、MAD et LEN にとって香りと記憶の結びつきを探る着想となりました。調香師 アレクサンドル・ピフォー は、香りが感覚の奥にそっと触れる、その静かな作用を大切にし、今日も独自のリズムで香りのあり方を探り続けています。

Written by 51% Store
51% Storeは、富山と東京に実店舗を構えるライフスタイルショップ。家具や照明、カーテン、ラグ、アート、器など暮らしに関わるプロダクトを取り扱っています。流行に左右されないタイムレスで心踊るデザインを探し続けています。